Google Sheet に Financial Statements のテンプレートがあったので、これを使って2018年のインカム・ステートメントを作成してみた。これは便利であった。Transaction のデータを時系列で打ち込んでゆくと自動的に Profit and Loss が作成された。Dashboard にはグラフや図表が表示されてビジネスの経営状況が つぶさにみて取れるようになっている。この機能とデザインは悦に入ったが、我がビジネスの分析結果には落胆させられた。経費ばかりがかかって儲けは頭打ちという、とても割りのいいビジネスとは言えない。いみじくも独立しているとは言い難い。昨夜からずっと落ち込んでいる、というか考えさせられているわけだ。そこに追い打ちをかけるように妻が今朝早く日本の友人に電話をして70分も話した挙句、その直後に T-Mobile から $210 の請求額のノーティスが送られてきた。Wi-Fiを使ってタダで国際電話をかけたつもりが、間違ったボタンをクリックしたため1分間3ドルの国際ローミングになってしまったようだ。そういえば、昨年も妻のおかげで出さなくても済んだはずのクルマの修理費を2000ドルも散財したっけ。さらに昨日から「去年、日本でばあちゃんが娘の二十歳のお祝いのためにくれた10万円が見当たらない」と騒いでいる。熨斗が付いた封筒に入っていたはずなのに、リサイクルで出してしまった可能性が高い。こちらがカネのことで悩んでいるときに限ってこういうことが続く。

天は僕を試しているのか。ふと、読みかけの文庫本を読み始めて、すぐに、三島由紀夫が、生きながらえて金持ちになった主人公を侮蔑の思いで描写する数行に行き当たった。金持ちになって肉的快楽を欲しいままにするために僕はこの地上に来たのか。そうではないことを僕に思い出させようとしているのか。何か力を得たくて斎藤一人氏の話をYouTubeでかけっぱなしにしておいた。この人は自分でも言っているように周りの人の波動を高めることができるそうだ。落ち込んだ時でも普通の人間の通常程度よりは高いのだと言う。「波動」が人を惹きつけ、運勢を呼び、環境が創られるのだ。すべて「私」の波動が重要なのである。

斎藤氏は「プロになること」を力説していたな。プロ意識を持つと指導霊が助けてくれると言っていた。この人はスピリチュアルな真実を体得している人だなと思った。彼は自ら金儲けのプロだと言うが、僕は自分が斎藤氏のように「商人」だとは思っていない。今のところランドスケープをなりわいにしてはいるが自分を「庭師」だとも思っていない。その昔「医薬情報担当者」だったことも「画商」だったこともあった。その時はそれなりにプロ意識はあったし、それをもっと磨こうという心もあった。アメリカに来てからは「牧師」を目指したこともあったけれど、それは「偽善者」になることだったからやめた。「伝道師」も同様。おかげで悪魔が私から離れていった。しかし、それからというもの、僕は何のプロを目指すべきなのかが全くわからなくなってしまった。

もう還暦も目視できるほどの距離に近づいているというのに、今から「何か」のプロに成れるであろうか。天が教えてくれたのは「カルマ・ヨギ」になること。つまり「カルマ・ヨーガ」のプロになることである。カルマ・ヨギは「肉体労働」もすれば「頭脳労働」もする。著述家でもありヨーガ指導者でもある。魂の進化につながることはなんでも体験する。それを記録、著述、講演活動することによって人々に霊性向上を促す。カルマ・ヨギはカルマ・ヨーガのプロ。僕のプロ意識が上がるにつれて偉大なる魂たちが指導霊となってくれることを願う。


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